丸亀市主催イベントでほんのもり号クルーズ(広島)

概要
- 日付 2026年10月19日(月)
🚢午前の部 10:10~13:20
🚢午後の部 14:15~17:15
- 寄港先 広島(さぬき広島)
- ツアー名 丸亀市主催「~せとうち石の島 親子体験ツアー~」
- 対象 丸亀市内在住の小学生とその保護者
- 内容 1)こども図書館船「ほんのもり号」のクルージング体験
2)青木石を使用した「ワークショップ」
- 定員 各部 10組
※応募多数の場合は抽選
- 費用 無料
※ただし、丸亀港ー江の浦港間の乗船料は各自負担
- 申込期限 令和8年 10月6日(火)
🚢ツアー概要、お申し込みはこちら
丸亀市ホームページ:~せとうち石の島 親子体験ツアー~
当日の様子
参加者数:33名
実施内容:
2026年10月19日、ほんのもり号は、丸亀市が主催する「~せとうち石の島 親子体験ツアー~」の開催に際して、広島(さぬき広島)に寄港しました。
当日は「ほんのもり号クルーズ」とあわせて、ワークショップ「青木石を使ったオリジナルアクセサリーづくり」を実施しました。


ワークショップでは、広島に移住し、島で採れる青木石を使ったアクセサリーを作る作家の方が先生となって、「青木石を使ったオリジナルアクセサリーづくり」を実施しました。自分で選んだフレームパーツを青木石などでデコレーションし、レジンで固めてキーホルダーチャームを作ります。

机に並べられたキーホルダーチャームのキットにこどもたちは興味津々。金色や銀色に光るキラキラとしたフレームパーツは、丸亀市らしいうちわの形や、ネコやカサ、星など、どれも可愛らしい形です。フレームパーツの他にも、傘などにつけられるようなゴム製のリングパーツや、キラキラとしたホログラムフレークを選びます。


フレームパーツを飾り付ける参加者の表情は、大人もこどもも真剣そのもの。用意された青木石の模様を見比べたり、ホログラムフレークの中から好きなかたちのフレークだけを選んで取り出したり、細かな作業が続きます。


レジンを流しいれる工程では、デコレーションしたパーツが動かないように、また、レジンが足りずにパーツ同士に隙間ができて取れてしまうことがないよう、慎重にフレームパーツの余白をレジンで埋めます。その後、UVレジン用ライトで流しいれたレジンを固めたら、青木石を作った世界にひとつだけのオリジナルキーホルダーチャームが完成しました。




青木石に興味を持った男の子は、先生にどこで青木石を見つけられるかを聞いていました。砂浜で見つけられることを教えてもらったその男の子は、「自分で見つけた青木石のかけらと、自分で作ったチャームを入れ物に入れて、今日の思い出に大切にとっておきたい」とほんのもり号スタッフに話してくれました。

「ほんのもり号クルーズ」では、江の浦港を発着港として、広島を一周するクルーズを行いました。
参加者たちは「どんな本があるかなー?」とほんのもり号乗船にワクワクしている様子。「私の方が楽しみにしていたかもしれないです」と話してくれたお母さんと一緒に参加した3歳の男の子は、「昔から乗りたかったー!」と言いながら、港に見えるほんのもり号に向かって駆け出しました。
この日は広島に詳しいガイドの方も乗船し、ほんのもり号の中で広島についてのガイドを聞くことができました。
塩飽諸島の中で一番広い島であったから「広島」と名付けられ、石とともに暮らしてきた島だそうです。広島で採られた石は「青木石」と呼ばれ、古くは大阪城を築くためにも切り出されました。令和元年には笠岡市・丸亀市・土庄町・小豆島町とともに、文化庁から「石の島」として日本遺産として認定された広島ですが、現在も島内では青木石は切り出されており、丸亀城の崩落した石垣の再建に伴い、崩落時に壊れ、再利用ができない石垣石の代わりに利用されたりしているそうです。
江の浦港を出発すると、「波節岩灯標(はぶしいわとうひょう)」が見えてきます。広島の南約1kmの沖に浮かんでいる、明治28年に設置された灯標(灯台)です。
ガイドの方によると、明治時代に外国の船がこの地域を運航するようになったことから、元々海面から顔を覗かせていた岩礁の上に、広島で採れた石を積みたてて作った石の灯標とのこと。昔は油を利用していましたが、現在は電気の力で灯りをともし、船の運航を見守っているそうです。

ほんのもり号のソファに座った兄弟は「寝てもいいん?」と楽しげな表情で訊ねてくれ、「寝てもいいよ」とほんのもり号スタッフが答えたところ、嬉しそうに寝転んでいました。しかし、寝転んだ頭の上にあった本棚に人気のキャラクターの社会科に関係する本を見つけ、ページを開いてみると興味を引いた様子。ソファに座り直し、乗船時間が終わるまで、熱中してその本の世界に入り込んでいました。
他にも、折り紙の折り方の本を見ながら、秋に関連する折り紙の作品を黙々と作るこどもや、「めんたべよう!めんたべよう!」と読み聞かせをしようとお母さんが手に持った本のタイトルを嬉しそうに繰り返すこどもの姿があり、参加者たちはほんのもり号の中で読書を楽しんでいました。



屋上デッキでは、ほんのもり号の船体に沿って流れる白波を見て「なんで白い波がたってるん?」や、海面に飛び出す塊を指さして「あれなに、島?!人おらん?!」といろいろな疑問を見つけた男の子。クルーズがおわったあと、その謎を解明すべく、船長さんに話しかけていました。
海の上から見える景色は、陸の上からとはまた違った景色が広がります。
波の音を聞きながら、海の上でする読書はどんな物語の世界に連れていってくれるでしょう。
皆さんもほんのもり号に乗って、新しい発見や、新しい本との出合いを楽しんでくださいね。


