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土庄町・土庄こども園の学校行事(小豆島・土庄港、北浦港)


イベント詳細

  • 日付:
  • カテゴリ:

概要

  • 日付  2026年10月8日(木)
  • 寄港先 小豆島(土庄港・北浦港)
  • 備考  当日は、一般のお客様はご乗船いただけません。
       
        

当日の様子

・参加者数:74名
・実施内容:

 2026年10月8日、ほんのもり号は、土庄こども園の皆さんに会いに小豆島へ行きました。
 午前中は北浦港に、午後は土庄港に寄港しました。

 ほんのもり号が北浦港に到着すると、大坂城残石記念公園には土庄こども園の4歳児の皆さんが出迎えてくれました。午前中は2つのグループに分かれて、計2回のほんのもり号クルーズを実施しました。

 ほんのもり号クルーズに出港する時、防波堤からもう片方のグループの皆さんがお見送りしてくれました。友だちの名前を呼んだり、「バイバイー!」という挨拶したりするこどもたちの可愛い声が北浦港に響きました。「いってらっしゃーい!」という陸からの挨拶に、ほんのもり号の上からも同じように「いってらっしゃーい!」と返事をするこどもも。「私たちは出発するから『いってきます』だよー!」と話しながら、ほんのもり号に乗ったみんなで「いってきまーす!」と大きな声で返事をして、北浦港を出港しました。
     

   
 ほんのもり号が進む右側の海面に、白いうきが密集する場所がありました。土庄こども園の先生がこどもたちに向けて、ここは小豆島で盛んな水産業である「ノリ」の養殖場で、現在、ノリの種付けをする時期であることを教えていました。ほんのもり号が近くをクルーズするタイミングで、船に乗りながら作業をする方たちが見え、こどもたちは「どんな作業をしているのかな…」と、興味深そうにその様子を見ていました。自分の住む地域の特産品が作られる過程の作業を実際に見るということは、その特産品を身近に感じるきっかけになるのではないかな、とほんのもり号スタッフは思いました。
   

   
 ほんのもり号スタッフが「絵本が好きな人―?」と尋ねると、大半のこどもたちが「はーい!」と元気に手を挙げて返事をしてくれたとおり、本が並ぶ室内では、こどもたちが本棚から本を選んで、ほんのもり号の中でお気に入りの場所を見つけて読書を楽しんでくれました。

 一人で声を出しながら本を読む子、友だちと一緒にひとつの本を読む子。中には読んでみたい本を何冊も積み上げていたこどもも。今回のクルーズでは積み上げたすべての本は読み切れていませんでしたが、また今度、読み切れなかった本を読みにほんのもり号にきてくださいね。
     

   
 午後からは土庄港で、5歳児の皆さんがほんのもり号に会いにきてくれました。
 5歳児の皆さんは2つのグループに分かれて、1グループはほんのもり号クルーズ、もう一方のグループは小豆島で活躍されている図書館友の会の諸石さんによる読み聞かせを楽しみました。

 図書館友の会の諸石さんによる読み聞かせは、オリーブの実る樹の近くで行われました。
 土庄こども園のこどもたちは諸石さんの読み聞かせを何度も聞いているそうで、読み聞かせを始める合図である歌も、こどもたちは諸石さんと一緒に大きな声で歌っていました。

 「この間の読み聞かせではにんじんだったけど、今回はきゅうり!」と言いながら、諸石さんが取り出したのはきゅうりの絵が表紙に描かれている絵本。輪切りにされたり、折れたり、大きくなったりするきゅうりの形状にあわせて、「きゅうり」という言葉が変化していく様子にこどもたちも興味津々。絵本の終盤に差し掛かると、こどもたちも「りりりりりー!」と楽しそうに、諸石さんと一緒に声を出して本を読んでいました。次に諸石さんが選んだ本は、その本を読むときの約束事として「何を聞かれても、みんなで『ゴリラのはなくそ』と言う!」との説明がありました。その約束事を守って、こどもたちは諸石さんからの問いに楽しそうに答えながら、日常では「ゴリラのはなくそ」が答えになることはないであろうその文脈の面白さに声をあげながら笑っていました。
 
 他にも、いくつか挙げられたある昔話にまつわるキーワードから、そのお話のタイトルを答えたり、昔話がテーマの歌を歌ったり…。

 この日の最後には巨大な紙芝居が読み聞かせられました。山姥が出てくるこの物語は、絵に暗い色が多く使われているだけでなく、諸石さんの読む声色からも怖い雰囲気が一層に感じられ、先ほどまでは声を出しながら笑顔で物語を聞いていたこどもたちも真剣な表情でお話の世界に引き込まれていました。
    

   
 ほんのもり号クルーズでは、こどもたちはほんのもり号で借りる本を探します。「これ、読もっかなー!」とこどもが選んだ本は、ほんのもり号を香川県にプレゼントしてくれた安藤忠雄さんの本。手にもって、表紙に書かれている文字を読んでいました。

 本を選んでいる最中、船長さんから「大きな波が来るので揺れます!」とのアナウンスがありました。その言葉どおり、ほんのもり号の船体は大きく揺れたのですが、船長さんのアナウンスで床に座ったこどもたちは「わー!」と声を上げながら、アトラクションのように楽しんでくれました。

 ソファに座ったこどもたちは、自分が選んだ本をそれぞれ声に出しながら読んでいました。ほんのもり号で見つけた、新しい物語はどんな世界だったかな。今度、ほんのもり号に乗った時に、みんなが借りた本はどんなお話だったか、ほんのもり号スタッフに教えてくださいね。