こども図書館船 ほんのもり号について
about
こども図書館船 ほんのもり号とは
令和7年度 就航予定
香川・せとうちで、
子どもたちの無限の好奇心を引き出す
図書館船「ほんのもり号」。
大小さまざまな島々が織りなす
瀬戸内の穏やかな景観は
「世界の宝石」
と称されています。
この「世界の宝石」瀬戸内の島々を巡り、
海・島・読書の楽しさを届けます。
颯爽と走る船の甲板で
瀬戸内の表情の豊かさを感じる時間
波の心地よい音に包まれる白い砂浜で
海からの宝物探しに夢中になる時間
古民家の軒先で時間を忘れ、
本と共に楽しむ小さな発見。
そのような豊かな感受性や
創造力を育むひとときが、
温かな思い出となってほしい。
瀬戸内の島々で、
子どもたちの心が広がる一日を、
ぜひ味わってください。
安藤忠雄さんからのメッセージ

撮影:閑野欣次

船舶紹介
こども図書館船 ほんのもり号
瀬戸内で旅客船として活躍していた船が、こどもたちに本との出会いを届ける船となって、再び瀬戸内の海を航海します。
これまで多くの方々を乗せて、約20年もの間、毎日休むことなく運航してきました。
力の限り、瀬戸内の住民を支え、一生の思い出となる島旅を届ける大役を担い、
多くの瀬戸内の魅力を届けてきたことでしょう。
これからの第二の人生では、安藤忠雄さんの手によって、子どもたちの乗船を心待ちにし、
将来の夢や可能性を応援する図書館船に生まれかわります。

総トン数 | 19トン |
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全長 | 約20m |
全幅 | 約4m |
客室定員 | 12名 |
蔵書数 | 約2,000冊 |
その他・設備 | 後部デッキ・2階展望デッキ |




図書館船の就航までの流れ
令和5年度
5月 | 建築家の安藤忠雄さんから「船の図書館」を運航させるプロジェクトの提案を受ける。 |
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11月 | 県内の島民の方々などへ、離島の暮らしの現状や図書館船への期待などをヒアリング調査する。 |
1月 | 県民の方々など約100名に対して、図書館船で読みたい本や期待する事についてアンケート調査を実施する。 |
2月 | (株)安藤忠雄建築研究所より、「寄附申出書」の提出を受ける。 |
令和6年度
4月 | 県、(株)安藤忠雄建築研究所などが参画する「こども図書館船事業実行員会」を設立する。 島民などで構成するこども図書館船企画検討ワーキンググループを設置する。(令和6年12月までに計5回実施) 事業運営費に対する幅広い寄附の募集を開始する。 |
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10月 | 専用ホームページとインスタグラムを開設する。 船内などに置く図書の寄贈を募る。 |
11月 | (株)安藤忠雄建築研究所が、こども図書館船となる船舶を取得し、改造を開始する。 |
12月 | こども図書館船プロジェクト発表会を開催する。 |
1月 | こども図書館船事業に携わる地域おこし協力隊を採用する。 |
3月 | こども図書館船の完成、香川県へ寄贈される。 |
4月 | こども図書館船の運航が開始される。 |
ロゴについて

「こども図書館船 ほんのもり号」のロゴは、
3つの候補の中から、たくさんの方々による投票で決定しました。
本の上に広がる瀬戸内の穏やかな風景と、
その海を進む船が届ける物語が輪になって広がっていく様子を表現しています。